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猫はなぜ「ねこ」と呼ばれるようになったのか、色々な説があります。
- 1. 鳴き声に由来説
- 「ね」は猫の鳴き声に表し「こ」は親愛の情、あるいは、小さなものに付ける愛称である。
猫の鳴き声といえば「ニャーニャー」「ニャンニャン」などであるが、昔の日本人には「ねうねう」だったらしい。この鳴き声に「こ」をつけ「ねうこ」、これがなまって「ねこ」になった。
- 2. 鼠を好む説
- 「ねこ」の「ね」は鼠を意味し、「こ」は「好む」の「こ」である。
- 3. 高麗渡来説
- 「ねこま」は「寝高麗」の意味で、高麗(古代韓国)から来た良く寝るものということで「ねこま」と呼び、転じて「ねこ」になった。
- 4. 寝るのを好む説
- 「ねこま」は寝るものという意味での「寝子」に好むの「む」が「ま」に転訛した。
「ねこま」は猫の古い呼び名です。猫を辞書で引いてみると、
広辞苑:ねこ【猫】(鳴き声に接尾語コを添えた語。またネは鼠の意とも) 古称、ねこま。
大辞林でも、古名、ねこま[和名抄]
となっており、猫は古くには「ねこま」と呼ばれました。この「和名称」というのは平安中期に作られた日本最古の漢和辞典で、そこに「禰古万」と書かれているそうです。この「ねこま」という古名はその他の古い文献にも沢山でてきてます。
小島よしゆきさんは「猫の王」の中で、平安初期の仏教説話集「日本霊異記」(猫が登場する日本最古の文献)の中で、「狸」と書いて「禰古」(ねこ)と万葉仮名がふってあると書いてますから、「ねこま」が転じて「ねこ」になったのか、もともと「ねこ」という古称があったのか、よく分かりませんね。

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