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国頭兄妹降下

国頭に、人間が最初に住んだ所は国頭という話を聞いた。そこに、国頭に、最初に天から人が降りて来たらしい。それで、天から来た人は兄妹で、男はヨナサン、女はナカサン、二人で来たらしい。二、三月の頃、猫が交尾するのを見て、そうなら人間も、動物もあのようにできると思って、その二人、兄妹も真似てみたようだ。それからその人は、あっちこっち行き、子孫が増えていき、それが沖縄中にちらばった。門中は元はひとつで、子孫があちらこちらに行って、世の中の人間はその人たちが増していったということである。天から来た人は、こっちへ来ると、こっちも良い所で住めるな、またあそこも住めるなということで、世の中はあちらこちらというたとえ話である。

備考:
 
民話タイトル: 国頭兄妹降下 カテゴリー: 神話と伝説
収録地: 読谷村高志保 聴取年月日: 1977・昭和52年2月22日
話者: 男性 話者生年月日: 大正1年
出版情報
本タイトル: 読谷民話資料集8『高志保の民話』
出版年: 1986・昭和61年3月


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