ネコの種類のなかでも一番体が大きくて知られているトラは、体全体が黄色で黒の美しい縞模様があるのが特徴です。インドにはとても珍しい白いトラもいます。トラはベンガルタイガー、アムールトラ、アモイトラ、インドシナトラ、スマトラトラといった種類に分かれており、その他カスピトラ、バリトラ、ジャワトラと呼ばれる種類はすでに絶滅してしまいました。
20世紀始めには10万頭いたといわれていますが、現在ではその95%もの数を減らし、7300頭程しかいなくなってしまいました。自然破壊はもちろん、スポーツハンティング、美しい毛皮やトラの骨を使った漢方薬の生産のために非常に大量に殺されたことが原因です。万が一トラが絶滅してしまうと、トラの餌だった草食動物が増え過ぎ、生態系が崩れてしまい他の野生動物にも影響が及んでしまいます。
中国に住むアムールタイガーは冬になると毛が長く密集して生えかわり、厳しい寒さにも耐えられるようになってます。トラは泳ぎが非常に得意で29kも泳いだという記録があります。獲物として子象や鹿などの大型のほ乳類動物をはじめ、猿や小鳥、魚、中にはヒョウや同じネコ科のものまで襲います。
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